カワセミについてのあれこれ
犬の散歩の時に通る川岸で、よくカワセミを見かけます。
嘴は長く頭は大きくずんぐりとした体型で、鮮やかな青色をし、お腹は赤味がかったオレンジ色の鳥。
特に背中部分の青色は他の部分より明るくて、光るような鮮やかさが本当にきれい。
出会えると嬉しくなる(*´ω`*)
漢字表記ではヒスイと同じ「翡翠」とも書くように、「空飛ぶ宝石」なんて言われたりもする。
(でもよく考えるとヒスイって緑色・・。カワセミは緑より青味の方が強いからどちらかといえばサファイアな気がする。)
英語では「kingfisher」と呼ばれるように、魚捕りの名人でもある。
因みに新幹線の500系はカワセミが狩りをする時に高速で水に飛び込むにも関わらず水しぶきがとても少ない事にヒントを得て、車両の先端をその嘴の形に似せる事で空気抵抗を減らし、トンネルを出る時の騒音問題を解決したそうです。
こんな風に自然界の生物の形を模倣したりして新しい技術を開発する事を「バイオミミクリー」とか「バイオミメティクス」なんて言うそう。
めっちゃ面白いな!!
自然って本当によく出来ている。( ゚Д゚)
さて魚捕りは華麗にこなすカワセミですが、急な方向転換は苦手という弱点があるようで。
昔読んだ本で、カワセミは霞網(かすみあみ)にすぐかかってしまうという話が載っていました。
今は鳥獣保護法で禁じられている霞網猟ですが、まだ禁じられていなかった頃に書かれたと思われるその話によれば、頭でっかちで尻尾の短いカワセミは網にぶつかる直前にそれに気づいても進行方向を変えられないらしくそのまま網に突っ込んで行ってしまうため、よくかかっていたそうです。
逆に絶対に捕まらないのがセキレイらしい。
セキレイはほっそりとしたモデル体型で尻尾が長い鳥ですが、その長い尻尾で華麗に舵を切り、網の直前でスイっと方向転換するのだそう。
そんなセキレイの尻尾をモデルにした新しい技術開発も、そのうちされる・・・かもしれません。
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