原田英夫さんの人形展
カフェで偶然手に取った「暮らしの手帖」で、原田英夫さんの人形を知った。
90歳を過ぎて曾孫のために突然作るようになったというちり紙や紙粘土で作られたその人形たちの可愛さと面白さに、釘付けになってしまった。
本物を見てみたい!と思っていたら西荻窪の「もりのこと」というギャラリーで作品展がある事を知り、ワクワクしながら出掛けました。
ギャラリーの方に許可を得て、沢山写真を撮らせてもらいました。
最高。
一緒に行く事は出来なかったけど、写真を見たますぴーが「郷土玩具のような、邪念の無い愛らしさだね。」と言っていた。
本当に、カッコつけた感じが全く無くて。
ただその生き物が面白いから色々調べて作りました、というかんじ。
ご高齢で細かな作業が難しかったためか、ちょっと目が歪んだり紙粘土の表面が完全に滑らかにはなっていなかったりするのだけど、そこがまたいい感じに抜け感を出している。
ナマケモノは苦戦したらしいのですが、このクオリティ。
爪のリアルさに注目されたい。
こちらは正統派猫。
同じ猫でもこちらはひょうきんな招き猫。
ひげが可愛い。
縁起の良い後ろ姿にズキュン。
こちらは正統派犬。
同じ犬でもちょっと漫画っぽい子もいたり。
ザキトワで熱い秋田犬。ムックリ感が良い。
キャプションを見るとなになに、おなかに「秋田犬」と書いてあるとな。
あ、ほんとだ。それっぽい字が見える( *´艸`)
他にもカラフルなボートとか
ピンク模様のキリンとか、
メタリックな宇宙人のモビールとか!
90歳を過ぎてから作ったとは思えない攻め具合。
かっこいい。
何気に感動したのが万華鏡。
キューブの一角が切り取られていて、そこを覗くと・・・
宇宙が広がっていた。
箱に書いてある説明書きやサインも、いいなぁ。
101歳でこれを作られたんですね!!
すごい。
あぁ、私はあなたのファンです。
亡くなられたのが残念です。
今回の個展はお孫さんが開催されているのですが、作品に付けられたお孫さんのキャプションのユーモアセンスにニヤリ。
こちらのおきあがりこぼしには
こんなコメント(笑)
どこかでお見かけしたことのあるようなお二方には
やっぱり北欧出身のあの方達・・風の人形でしたか。
後ろ姿も笑えるんだな。
最後に作品集も買って、ギャラリーの方とお話しもして、ホクホク。
ギャラリーの方、とっても親切で。
お陰でこのあと更に西荻窪を楽しめました。
その事はまた別の記事で書こうと思います。
いやもうほんとに最高の作品展でした。
開催してくださったお孫さんに感謝。
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最後までお読みくださりありがとうございました(^^)
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