木の家と

シンプル・ナチュラル・ていねいに、心地良く暮らす

人生は、フルーツのように。

ドキュメンタリー映画が好きです。

友人に勧められて観たこのドキュメンタリー映画もとても良かった。

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風が吹けば、枯れ葉が落ちる。

枯れ葉が落ちれば、土が肥える。

土が肥えれば、果実が実る。

こつこつ、ゆっくり。

人生、フルーツ。

 

200坪のキッチンガーデンと30坪の雑木林で、年間を通して野菜70種、果実50種を育てている津端(つばた)夫妻。

「何でも楽しく」がモットーの、整理整頓とヨットで培ったロープワークが得意な修一さんと、自家製野菜や果物を小さなキッチンで次々と美味しい料理とお菓子に変身させていく英子さん。

英子さんの腕は料理に留まらず、編み物や機織りも得意。

 

二人ともチャーミングで優しくて、可愛くてかっこいい。

そんな二人がお互いを思いやり、尊敬し合いながら暮らしている。

もう、素敵な映画になるしかない。

 

「自分には生きる力がないなぁ。生きる力のある人になりたい。」

と思っていたけど、津端夫妻は正に生きる力のある人たち。

スローライフ」とか「ていないな暮らし」なんて言葉を聞くと、動きとしたら「静止」や「ゆっくり」を思い浮かべるけど、そうではない。

映画が撮られた時点では修一さんは90歳、英子さんは87歳ですが、お二人とも実によくきびきびと動いていらっしゃる。

自然のリズムに合わせて行う作業が決まってくる(こちらがやりたくても自然の周期的にはできない事もあるので、何でも思い通りに急ピッチでは進められない)という点では「ゆっくり」なんですけどね。

自給自足的な生活をしようとしたら、やる事は沢山あるもんなぁ。

でもそのきびきびの中に、あくせくした感じやストレスは全く感じられませんでした。

沢山の手仕事を、楽しんでいる。

 

先日別の友人からこの津端夫妻の暮らしをまとめた本を2冊プレゼントしてもらいました。

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こちらも、良かったです。

 まず修一さんの茶目っ気にノックアウト。

これは映画の中でも見られますが、津端家の敷地には修一さんお手製の看板があちこちにあり、

頭をぶつけそうな位置にある木の枝には「アッテンションプリーズ!」、

水を溜めた大きな陶器には「小鳥の水吞場 水浴びもどうぞ!」

と書かれた可愛いイラストが描かれた黄色い小さな看板が取り付けてあるし、

お餅つきをする時は「今日は元気に、お餅つき」の看板を掲げます。

 

そして英子さんの「与える人」っぷりに感嘆。

自分はそんなに食べないけど、人に喜んでもらうのが好きで頻繁にご馳走を振る舞う。(しかもレパートリーが物凄く豊富。)

冷凍術を駆使して(津端家にはなんと6台もの冷蔵庫あり)、出来た料理を親しい人に宅急便で送る。(頻繁に送っていらっしゃるように見受けられます。)

編み物も織物も、できたものはほとんど人にあげてしまうそう。

 

あと英子さんのエプロン姿の可愛いさに胸キュン。

タオルをくるりと腰に巻いて、後ろを赤い安全ピンで留めただけの簡易エプロン。

「あしたも、こはるびより。」に載っている様々なタオルエプロン姿を収めたページもお気に入り。

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一番心に響いたのは、「あしたも、こはるびより」に寄せた修一さんの終わりのことば。

1歳の天火(てんか)ちゃんが英子さんお手製のチーズケーキを初体験した際に、言葉は話せなくても目を輝かせて全身で「おいしい」を表現している様子に感動したエピソードが書かれた後に、この文章が続きます。

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 たくさんの言葉も説明も、必要ありません。〈見て、感じて、おどろく心こそ、大切よ〉とレイチェル・カーソンさんは言っています。(中略)今の世の中の大人たちは忙しくて、その暮らしに疲れています。その中で見る、一見〈新しい世界〉は、まやかしなのかもしれません。

 〈言葉が多すぎる/というより、言葉らしきものが多すぎる/というより、言葉といえるものがない〉といった、女性詩人の言葉を思い出しました。(中略)見て、感じて、おどろくことだけにとどめ、説明しないように心がけること。考えるより、見ること。本質的なことは、見ることを学ぶことなのかもしれません。見ているときに考えたりすると、見る力が弱くなって、何も見ていないことになりそうですから。

 (中略)『センス・オブ・ワンダー』の暮らしのレポートは、〈考えるより、見ること〉をテーマにして、写真を撮り続けました。そして、〈むずかしいことを やさしく/ふかいことを おもしろく かくこと〉を心がけました。編集スタッフはいつか、天火ちゃんのような〈小さなおともだち〉になっていました。みなさんも、どうぞ、そのお気持ちで。

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 私、普段から頭の中で何かしらずーーっと考えています。

その大半が多分大したことの無いこと。(笑)

これからは D'ont think. Just feel.を目指したい。

そりゃブルース・リー。(でも感じる力を強くしろってメッセージは同じですよね。)

全く考えない訳にはいきませんが、五感を鋭くしていきたいな。

 

それから英子さんに影響されてやってみたいことが増えました。

毛糸の靴下を編むことと、冷凍術を駆使すること。

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こんなに可愛い靴下を編めたらいいですよねぇぇ!! 

冷凍も、やっておくと未来の私の助けになるし。

とりあえず、おにぎりをホカホカのまま入れて凍らせられる冷蔵庫が欲しいです。

 

 

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最後までお読みくださりありがとうございました(^^)

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