畝づくり
「奇跡のリンゴ」の木村秋則さんが実践されている事で有名になった「自然農」で家庭菜園ができたらいいな~とずっと妄想してはワクワクしていました。
自然農とは耕さず、肥料や農薬を用いず、草や虫を敵としない栽培方法。
「持ち込まず、持ち出さない」が原則なので、外から持ってきた肥料などはたとえ有機質のものであっても使わないし、そこに生えたものはそこの土に帰すので、雑草は基本生やしたままだし、刈っても可燃ごみの収集に出したりはしません。
で、それを実践するとこんな畑になるという。↓
どれが雑草でどれが野菜か分からない!(笑)
でもとても気持ち良さそうですよね。
念願の庭付きの家に越せたので、ついに妄想を現実に変えるべく畝を作りました~(´∇`)
でも・・・耕してるじゃんか。
「最初位は耕さなきゃダメでしょ」と夫に言われ、うーん確かにそうかも?と思い、外構屋さんに家庭用耕うん機をお借りしました。
(自然農を何年もやっている畑なら土がフカフカなので畝も作りやすいだろうけど、我が家はそうじゃないから硬くて畝を作りにくいかな?と思った次第です。)
因みにこの耕うん機、卓上コンロで使う普通のガスボンベで動く優れもの。
ガソリンじゃないから取り扱いが楽です。
畝幅についてはこちらの水口文夫さん著「家庭菜園の不耗起栽培」でお勧めされていた「畝幅120cm、植え床幅90cm」にすることに。
(因みにこの本は耕さない栽培方法ではあるけど、自然農とはちょっと違います。)
品種によって必要になる植え床幅は違ってくるけど、90cmは色んな品種に使い回しやすいそう。
因みに私がそうだったように「畝幅」と「植え床幅」と言われても何のことか分からない方もいらっしゃると思うので、図を載せておきます↓
野菜を植える、土が盛り上がった部分の幅が植え床幅。
その脇の通路まで含めたのが畝幅だそうです。
でも幅の話ではなく単に「畝」と言う時は、土の盛り上がってる部分を指してる事が多いです。
で、作った我が家の畝がこちら。
(作った後幅を測ってみたらなぜか90cmより小さく出来上がっちゃってましたが修正する気力無し。(∋_∈))
畝の上に被さってる草は何??ってかんじですよね。
刈った草を被せておくと土の乾燥防止になり、微生物が活性化して団粒構造が発達して、柔らかな土になるらしいんです。
山の草木は人間が手入れをしていなくても元気ですよね。
その理由は土が良いから。
山の土は耕してなくてもフカフカで、地中深く掘っても温度が一定に保たれているんだそう。
フカフカの土はどうしてできるかというと、細かい土の粒子を微生物が結びつけて、ある程度の塊にまとめてくれている(これが「団粒構造」)から、塊と塊の間に隙間ができるからなんだそうです。
隙間があるから豪雨が降っても水はけがよく、カチカチに固まったりしない。
だから植物も根を張りやすい。
耕すと始めは柔らかいけど、雨が降ると中の空気が追い出されて硬くなってしまうんだとか。
そんなわけで取った草を上に被せてみた!
でもいかんせん量が少ない。。(^^;)
本当はこんな風にしたかったわけです。(冒頭の「野菜の達人」より)
全然違ーーう!!(;´д`)
まぁ、外構屋さんに土をならしてもらったばっかりですからね。
雑草があんまり生えてなかったからしょうがない。
そのうち嫌でもボーボー生えてくるはずなので、その時はたっぷり被せられるでしょう◎
種は発注したけどまだ届いていないので、来週末に蒔きたいと思います。
台風が心配。。
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最後までお読みくださりありがとうございました(^^)
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